ズワイガニ・タラバガニ・毛ガニ・花咲ガニの違い「値段に差はあるの？」｜カニ通販おすすめランキング【訳ありで安い】人気7社を徹底比較！

カニがおいしい季節がやってきますね。

カニといってもいろんな種類があることはみなさんご存知だとは思いますが、それぞれどんな特徴があるのかまで知っている人は少ないと思います。

なんとなく聞いたことがある名前だからという理由で適当に購入したら、「思っていたものと違っていた！」「自分が想像していた味ではなかった！」ということになりかねません。

どのような料理に使いたいかによってもおすすめのカニは異なってくるんです。

通販で購入する場合は実物を見ることができないため、特徴を知っておくことはとても大切です。

この記事では、カニを購入する前に知っておきたいズワイガニ・タラバガニ・毛ガニ・花咲ガニの違いについて説明していきます。

自分用に、または贈答品として購入する予定がある方は必見です！

ズワイガニの特徴

ズワイガニには脚が10本あり、とても細いのが特徴です。

ズワイガニの味

甘味がありやわらかい触感で、万人受けする味です。

またカニ味噌もとても濃厚です。

このあと紹介するタラバガニと並んでとても人気があるカニの王道ともいえます。

トゲは比較的少なく、甲羅も割とツルツルしているので、初めてカニを捌くという人には一番扱いやすいカニだと思います。

北陸地方では越前ガニ、山陽地方では松葉ガニといった名前で呼ばれているのですが、実はこれらはすべてズワイガニです。

獲れた産地によって名前が違います。

だいたい地名がつけられているものが多いです。

ズワイガニの旬の時期

ズワイガニの旬の時期は4月～6月、10月～2月です。

最もおいしいズワイガニの旬と言われているのは春先の4月～6月となります。

ズワイガニの値段

値段の相場は2,000円～15,000円くらいです。

脚だけ購入するのか一匹まるごと購入するのかによっても大きく異なりますが、ズワイガニは比較的安価で購入することが可能です。

ズワイガニの美味しい食べ方

ボイルして食べるのが一番人気の食べ方ですが、足が細いので鍋やカニしゃぶにして食べるのもおすすめですよ。

また、甘味があるためお刺身としても多く食べられます。

タラバガニの特徴

タラバガニはカニの中でもとても有名ですね。

その大きさからカニの王様と呼ばれています。

日本国内だとオホーツク海や知床半島沖合で多く獲ることができます。

脚は8本で、とにかく大きくて太いのが特徴。

脚は伸ばしてみると1m以上になるものもあります。

また、甲羅がとても大きくトゲが6つあるのも特徴です。

実はこのタラバガニは、ヤドカリの仲間です。

カニという名前がついていてもカニの種類ではないというのがおもしろいですね。

タラバガニの味

太い脚には身がたっぷりとつまっていて、とにかく食べ応え抜群です。

身が引き締まっていてぷりぷりとした触感を楽しむことができるでしょう。

カニ味噌は食べることができないので、カニ味噌が好きな方はやめておいた方がいいでしょう。

甘味はズワイガニほどありませんが、逆に飽きがこない味なのでたくさん食べることができます。

タラバガニの旬の時期

旬の時期は2月～4月、9月～10月です。

中でも一番寒い2月～4月頃が一番おいしく食べることができますので、この時期を狙うとよいでしょう。

タラバガニの値段

身がたっぷりで大きさも大きいことからタラバカニはカニの中でも高価で、価格の相場は4,000円～30,000円です。

脚数本だけでも数千円はするものが多く、大きい物だと1万～3万円にもなります。

タラバガニの美味しい食べ方

身がたっぷりつまったタラバガニを一番おいしく堪能できる食べ方はボイルです。

たっぷり身のつまった太い脚を、そのままがぶりついて食べるのがおすすめ。

焼きガニにしてもおいしく、カニの香りがそのまま堪能できますよ。

毛ガニの特徴

名前の通り体全体が細かい毛で覆われているのが特徴です。

大きさは他のカニと比べて小さく、一見中身がそんなに詰まってないのかなと思ってしまうのですが、それなりに身も詰まっています。

毛で覆われているため初めてカニを捌く人にとっては少し扱いにくいかもしれません。

毛ガニの味

毛ガニといえばカニ味噌がぎっしりつまっているのが最大の魅力です。

とても濃厚なカニ味噌でどのカニよりも一番味噌を堪能することができるため、カニ味噌が好きな方に大変好まれています。

毛ガニの旬の時期

実は毛ガニは1年を通して獲ることができますので、比較的いつでもおいしい毛ガニを堪能することが可能です。

中でも春先から8月頃までの間は一番中身がぎっしりつまった状態の毛ガニが水揚げされるので、おすすめです。

毛ガニの値段

相場はだいたい2,000円～15,000円ほどになります。

一年中獲れることから時期の価格の変動はあまりありません。

毛ガニの美味しい食べ方

毛ガニはどちらかというと身よりもカニ味噌がメインとなります。

身は太くはないのでボイルしてほぐして食べるというのが一般的です。

とにかくカニ味噌を堪能したい！という方におすすめです。

花咲ガニの特徴

室根半島の花咲港で多くれることから、花咲ガニという名前がつきました。

花咲ガニもタラバガニと同じくヤドカリの仲間です。

また、ゆでると真っ赤になるのが特徴です。

あまり多く獲ることができないため知名度も高くなく、北海道以外で食べることはとても難しいです。

花咲ガニの味

身がたっぷり詰まっていて、とにかくカニの身を楽しみたい方にはおすすめです。

他のカニと異なる点は、とにかく風味が強く濃厚な味で触感も抜群です。

そのくせになる濃厚な味から徐々に人気を集めている注目のカニです。

また、あまり市場に多くは出回りませんが、メスの花咲ガニは卵がたっぷり詰まっています。

この卵がとてもおいしく、卵目当てで購入する人もいるほどです。

通販でも花咲ガニのメスを購入することも可能ですので、要チェックです。

花咲ガニの旬の時期

旬の時期は7月～9月です。

北海道の一部でしか獲ることができないため非常に希少価値があります。

花咲ガニの値段

相場はだいたい3,000円～1万円ほどです。

旬の時期の夏が一番安くなります。

花咲ガニの美味しい食べ方

そんな濃厚な風味を存分に楽しむことができる花咲ガニのおすすめの食べ方は焼きガニです。

そのまま焼いて風味を損なわずに満喫しましょう。

ズワイガニ・タラバガニ・毛ガニ・花咲ガニの違い

みなさんが気になる4つのカニの違いについて、比較しやすいように表にしました。

同じカニでもそれぞれまったく異なるのが分かりますね。

それぞれの特徴をしっかりと確認して、後悔しないカニ選びをしましょう。

	ズワイガニ	タラバガニ	毛ガニ	花咲ガニ
身の特徴	細い	太くてぎっしり	少なめ細かく柔らかい	ぎっしり
味の特徴	甘味が強い	食べ応えがあるあっさりした味	あっさりした繊細な味	濃厚風味が強い
価格	一番安価	高級	高い	高い
カニ味噌の量	多い	なし	たっぷり	普通
おすすめの調理法	ボイルカニしゃぶお刺身	ボイル焼きガニ	ボイル	焼きガニ